「私がマッキンゼーを辞めた理由」石井てる美

公開日: 更新日:

 マッキンゼーと芸人には共通点があるという。
「芸人は売れることに定員はありません。何十人、何百人でも売れっ子になれる。そこがマッキンゼーと似ている。日本企業はひとつのポジションを争ってみんながライバルとなる。私は、折れそうな自分との闘いに勝って、強い気持ちでやりたいことを追求していきたい」

 すべて実体験だけに、読みやすく重みのある生き方本だ。
(KADOKAWA 1300円)

◇いしい・てるみ 1983年生まれ。東大工学部卒業、同大大学院を経て、マッキンゼー&カンパニー日本支社に入社。1年4カ月の会社員生活を経て、ワタナベエンターテインメントへ。芸歴3年の注目の若手ピン芸人。

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  3. 3

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 4

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  5. 5

    日銀を脅し、税調を仕切り…タガが外れた経済対策21兆円は「ただのバラマキ」

  1. 6

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  2. 7

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 8

    林芳正総務相「政治とカネ」問題で狭まる包囲網…地方議員複数が名前出しコメントの大ダメージ

  4. 9

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  5. 10

    角界が懸念する史上初の「大関ゼロ危機」…安青錦の昇進にはかえって追い風に?