「うんこがしたくなって命拾い」空襲を生き延びた少年の実話が絵本に…戦争を知らない子どもたちに伝えたいこと
子どもが大好きな「うんこ」で「戦争」を伝えたい…ユニークな絵本が話題に
世界各地で戦争が続く今だからこそ、子どもたちに戦争と平和について考えてほしい。しかし、戦争について書かれた絵本を手に取ってもらうのはハードルが高い。だったら「うんこの話かと思って読んでみたら戦争の話だった」ということで、知らず知らずのうちに子どもたちに戦争経験を伝えてしまおう! というユニークなコンセプトの絵本が話題になっている。タイトルは『うんこのてんし』(作・鎮目博道 絵・松本えつを/ちこらブックス/10月10日発売)。
作者はテレビプロデューサー。自身の父親が疎開先の山梨県甲府市で空襲にあった時に、たまたまうんこがしたくなったことで命拾いしたという体験談が元になっているという。作者がこの絵本で子どもたちに伝えたいことは2つある。鎮目博道氏が言う。
「じつはうちの父は私には何も戦争体験を話しませんでした。孫である私の息子にだけ話した体験談を父の死後にはじめて息子から聞いて驚いたんです。そして後悔しました。もっとちゃんと父から話を聞いておけば良かったのに、と。子どもたちが身近な人から戦争の実体験を聞けるタイムリミットはもうすぐそこです。だからぜひいまのうちにリアルな体験談を聞いておいてほしい。それが戦争や平和について考える大切な基礎となると思うからです」

















