「モテる男のセックス流儀」田辺まりこ著

公開日: 更新日:

■千人斬りの銀座のママがモテテク伝授

 田辺まりこ著「モテる男のセックス流儀」(ブックマン社 1300円)は、そこらのセックスハウツー本とはワケが違う。

 著者は、銀座の高級クラブ「姫」で数年にわたりナンバーワンの座をキープしたのち、30歳で独立した伝説のホステス。現役時代には、大企業の社長から有名映画俳優まで、1000人余りの男たちとメークラブした経験を持つという。彼女は今、「セクシャルアカデミー」なる秘密講座を開講し、かつての濃厚な日々の中で体得したセックスの神髄を男性たちに伝授している。本書は、日刊ゲンダイ本紙連載コラムを基にそのエッセンスをまとめたものだ。

 例えば、デートの最後に「あと1時間!」などと食い下がるのはご法度。帰ると言うなら「駅まで送るよ」と余裕を見せよう。代わりに、「ハグしていい?」と了承を得てから、彼女の頭を抱えるように全身を優しく抱き締めてやる。次回のデートも、その次もハグはするが先を求めないのがポイントだ。女性は、“本当に私が好きなのね”と感じつつ、じらされることで身も心も裸にされ、やがてあなたを求めてくるようになる。

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  3. 3

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    やす子の毒舌芸またもや炎上のナゼ…「だからデビューできない」執拗な“イジり”に猪狩蒼弥のファン激怒

  1. 6

    羽鳥慎一アナが「好きな男性アナランキング2025」首位陥落で3位に…1強時代からピークアウトの業界評

  2. 7

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 8

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  4. 9

    渡部建「多目的トイレ不倫」謝罪会見から5年でも続く「許してもらえないキャラ」…脱皮のタイミングは佐々木希が握る

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」