• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

「星を賣る店」クラフト・エヴィング商會著

■アート・デザイン・文学が融合した不思議な世界

 社名のような著者名だが、その正体は小説執筆から装丁などのデザインワークまで幅広く活動する夫婦ユニット。本書は、自著に登場する架空の品々を、さまざまな手法で具現化した作品を、セレクトショップ「クラフト・エヴィング商會」が仕入れた「商品」として紹介するという凝った趣向のアートブックだ。

 例えば、商品番号5005番「稲妻の先のところ」という作品。透けた袋の中に黒い棒状の物体がうかがえる。説明書きによると、「『稲妻捕り』の名手によって捕獲された新鮮な稲妻の、その先のところ」とのこと。「命をとられない程度の甘い電気がジリジリと感じられ、体内の『嫌なもの』を焦がしてくれる」らしい。

 古代エジプト人が魂の重さを量るときに使った羽の名前「Maat(マアト)」の名を冠したお菓子の箱は、「箱の中に、魂のごとき菓子の『気配』だけがある」のだそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    キムタクは“御一行”で…被災地を単身訪れた斎藤工との差

  2. 2

    小川アナの左腕が物語る…嵐・櫻井翔“新恋人報道”の違和感

  3. 3

    元SMAP3人は自由を謳歌 シャッフルして新たな仕事が急増中

  4. 4

    徳永有美アナが古巣に復帰 「報ステ」現場は大ブーイング

  5. 5

    大激怒から落胆へ…爆問・太田“裏口入学”報道の複雑胸中

  6. 6

    太田光“裏口”報道は法廷へ 光代社長「橋下先生に委任状」

  7. 7

    日本人拘束は進展ナシ…「安倍3選」を阻む北朝鮮の仕掛け

  8. 8

    流した浮名は数知れず 前田敦子&勝地涼“電撃婚”の舞台裏

  9. 9

    県警・消防は380人動員 なぜ理稀ちゃんを発見できなかった

  10. 10

    巨悪に甘い日本の大メディア 米新聞トランプ一斉批判で露呈

もっと見る