「ボケたくなければカレーを食べなさい」川嶋朗著

公開日: 更新日:

 日本の国民食ともいえるカレーはおいしいだけでなく、何とアルツハイマー病に対するうれしい効果が期待できるという。その秘密は、カレーに用いられるスパイスにある。

 例えば、ターメリック(秋ウコン)。高い抗酸化作用を持ち毛細血管を強化するフラボノイドを含み、アルツハイマー病の進行を抑える働きが確認されている。また、白血球の一種であるマクロファージには、アルツハイマー病の原因といわれるβアミロイドという物質を除去する働きがあるが、ウコンの主成分であるクルクミンには、このマクロファージを活性化する効果もある。

 本書ではその他のスパイスの効能とともに、20種のカレーレシピも紹介。明日からもっとカレーを食べてみるか。

(ワイズファクトリー 1300円+税)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?