「高血圧の9割は「脚」で下がる!」石原結實著

公開日: 更新日:

 高血圧の原因といえば、塩分の取り過ぎや動脈硬化、ストレスなどが挙げられ、すべてが複雑に絡み合って起こるともいわれている。実は、これらすべてを一気に解決してくれる方法がある。それは、下半身=脚を鍛えることだ。

 ウオーキングをはじめ、スクワットやもも上げなど下半身の筋肉を動かす運動をすると、体内ではプロスタグランジンやタウリンといった、血圧を下げる降圧物質の分泌が増加する。さらに、運動によって下肢を巡る血液の量が、安静時の10倍以上に増加して血圧を下げる。血流の促進は一時的なものだが、これによって血管の内皮細胞からは、一酸化窒素など血管を柔らかくする物質の分泌が多くなる。

 血圧を下げることは、決して難しくないのだ。(青春出版社 890円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    「高市早苗首相」誕生睨み復権狙い…旧安倍派幹部“オレがオレが”の露出増で主導権争いの醜悪

  4. 4

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  5. 5

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  1. 6

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  2. 7

    パナソニックHDが1万人削減へ…営業利益18%増4265億円の黒字でもリストラ急ぐ理由

  3. 8

    ドジャース大谷翔平が3年連続本塁打王と引き換えに更新しそうな「自己ワースト記録」

  4. 9

    デマと誹謗中傷で混乱続く兵庫県政…記者が斎藤元彦県知事に「職員、県議が萎縮」と異例の訴え

  5. 10

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず