「医者を選べば認知症は良くなる!」河野和彦著

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 認知症の新たな治療体系であるコウノメソッドを確立、7割以上という高い症状改善率を誇る医師が、治療の詳細を明らかにしていく。

 認知症の症状には脳組織の破壊によって起こる記憶障害や判断力低下といった「中核症状」と、ここから派生して起こる徘徊や幻覚、過食やうつ状態などの「周辺症状」の2つがある。多くの医師は中核症状の治療を試みるが、むしろ周辺症状を優先して治療することが、患者と介護者にとって最善の道だと著者。同じ認知症でも周辺症状は患者個々の性質によってさまざまであり、一般的に認知症治療に用いられているアリセプトや抗うつ剤などによって、周辺症状が悪化するケースもあるというから要注意だ。

 巻末にコウノメソッド実践医のリスト付き。

(東洋経済新報社 1400円+税)

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