「入りにくいけど素敵な店」木村悦子著

公開日: 更新日:

 入り口のドアを開けるのにちょっと、いや、かなり勇気が必要な店を紹介する面白ガイドブック。

 JR常磐線・三河島駅の住宅街の中にある「DonDon館」は、一見すると普通の民家だが、入り口付近は植木や電飾などでド派手に装飾されている。おまけに入り口には、「知的美男&美女のみ入店OK?」との看板が下がっている。しかし、勇気を出して入れば、味はもちろん店内にはさまざまなサプライズが仕掛けられ、リピーターになってしまうこと請け合いという。こうした個性的な飲食店から、自称宇宙人が経営する四谷三丁目駅の古物商「宇宙村」、オーダーメードで何でも作ってくれる象牙店などの専門店まで20余軒を訪ね歩く。(交通新聞社 1200円+税)



最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー