「入りにくいけど素敵な店」木村悦子著

公開日: 更新日:

 入り口のドアを開けるのにちょっと、いや、かなり勇気が必要な店を紹介する面白ガイドブック。

 JR常磐線・三河島駅の住宅街の中にある「DonDon館」は、一見すると普通の民家だが、入り口付近は植木や電飾などでド派手に装飾されている。おまけに入り口には、「知的美男&美女のみ入店OK?」との看板が下がっている。しかし、勇気を出して入れば、味はもちろん店内にはさまざまなサプライズが仕掛けられ、リピーターになってしまうこと請け合いという。こうした個性的な飲食店から、自称宇宙人が経営する四谷三丁目駅の古物商「宇宙村」、オーダーメードで何でも作ってくれる象牙店などの専門店まで20余軒を訪ね歩く。(交通新聞社 1200円+税)



最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾