「たった一晩で疲れをリセットする睡眠術」石川泰弘著

公開日: 更新日:

 アスリートたちが体のメンテナンス方法として食事やマッサージなどと同様に重要視していること。それが、良質の睡眠をとることだ。

 彼らの平均睡眠時間は8時間4分と、東京のビジネスマンより2時間以上長いことも明らかになっている。本書では、アスリートたちが実践する睡眠術を中心に、ぐっすりと眠るためのさまざまな方法を紹介している。

 明日のために早く眠ろうとしても眠れないときには、じっと目を閉じているよりも難しい本を読んでみるとよい。安静時でも脳で消費されるカロリーは体全体の20%にも及ぶため、脳が疲労して眠気を誘う。あるいは、読み飽きた漫画を読むのもお勧め。先の展開が分かるため気持ちがリラックスし、眠気につながるはずだ。(日本文芸社 1200円+税)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  3. 3

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  5. 5

    巨人大ピンチ! 有原航平争奪戦は苦戦必至で投手補強「全敗」危機

  1. 6

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 7

    衝撃の新事実!「公文書に佐川氏のメールはない」と財務省が赤木雅子さんに説明

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    高市首相が漫画セリフ引用し《いいから黙って全部俺に投資しろ!》 金融会合での“進撃のサナエ”に海外ドン引き

  5. 10

    日本ハムはシブチン球団から完全脱却!エスコン移転でカネも勝利もフトコロに…契約更改は大盤振る舞い連発