「本当は怖い肩こり」遠藤健司、三原久範著

公開日: 更新日:

 日本人にとっては国民病ともいえる肩こりだが、マッサージなどをしてもどうせ治らないと諦めている人も多いことだろう。しかし、神経生理学の専門家である著者は、そのメカニズムを徹底的に分析し、医学的根拠に基づいた対処法を伝授している。

 肩こりを和らげる方法といえば、「押す」「揉む」「叩く」だが、実はこれ、肩こりにとってはタブーな行為。

 肩こりは、僧帽筋が緊張し、硬くこわばって乳酸がたまり、筋肉がダメージを受けている状態だ。こんな患部に衝撃を与えれば、さらに症状は悪化してしまうのだという。

 利き手で荷物を持たない、抱き枕を使い横向きで寝る、筋肉の収縮を促すカルシウムとマグネシウムを積極的に取るなど、簡単にできる画期的肩こり解消法が満載だ。(祥伝社 780円+税)



最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状