「多縁社会」篠原聡子、空間研究所、アサツーディ・ケイ著

公開日: 更新日:

 東日本大震災の際に多くの日本人は、失われたはずの「縁」がまだ生き続けていることを実感した。本書は、「血縁・地縁・社縁」といった従来の考え方にとらわれない新しい住まい方・暮らし方を実践している人々の姿に、無縁社会に対抗する多縁社会へのヒントを探すリポート。

 両親ではなく姉妹それぞれの家族が同居して、子育てなどを助け合う2世帯住宅をはじめ、独自の通貨を作って食事の準備や子育てを共有化することでお互いの負担を軽減する働く女性のための住宅・コレクティブハウス、急増するシングルペアレントに安心して暮らせる場所と子育て環境を提供する新しい形の賃貸住宅など。そこで暮らす人々を取材し、無縁社会への処方箋を導き出す。(東洋経済新報社 1600円+税)


日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    竹内結子さん急死 昵懇だった三浦春馬さんの死と自身の不調

  2. 2

    巨人のドラフトとFA補強にソフトBの壁 争奪戦ガチンコ必至

  3. 3

    山口達也逮捕の裏に“臨時収入”か TOKIO再結成は完全消滅

  4. 4

    竹内結子さん急死の謎 家庭と仕事の両立に金銭的な重圧も

  5. 5

    収入すべてを使い切る生活 今の暮らしでは4年後に老後破綻

  6. 6

    竹内結子さんと三浦春馬さんに「共通項」…心理学者が分析

  7. 7

    巨人と阪神が熱視線 ドラ1候補近大・佐藤の気がかりなキズ

  8. 8

    原巨人がついに着手する“リストラ”作業 FA補強の影響は?

  9. 9

    阪神には行きたくない 糸井2世も敬遠する球団の構造的欠陥

  10. 10

    菅政権で内紛 総務相めぐる“嫌がらせ人事”に麻生氏激怒

もっと見る

人気キーワード