「プラットフォーム」ミシェル・ウエルベック著 中村佳子訳

公開日:  更新日:

 父親の遺産を手にした40歳のミシェルは、バカンスを申請して、ツアー旅行でタイに向かう。文化省に勤務しているが仕事にも情熱を抱けず、人生を諦めているミシェルにとって、観光は二の次で、旅に求めるのはフェラチオとすてきなセックスがおまけについた清廉なボディーマッサージだけ。しかし、旅が進む中、同じツアーに単身で参加しているヴァレリーに次第に心が奪われていく。旅の終わり、柄にもなくミシェルはヴァレリーにパリでの再会を求める。パリに戻り、快楽をむさぼり合うようにセックスを重ねる2人は、売春ツアーを企画するが……。

 ベストセラー「素粒子」の著者が、現代の愛と性を描いた問題作。(河出書房新社 1200円+税)



日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安倍政権に財界ソッポ 目玉の「原発輸出」日立凍結で全滅

  2. 2

    「今日俺」人気を陰で支えた“カメレオン俳優”太賀の底力

  3. 3

    賀来賢人「今日から俺は」が日テレドラマのトップ走るワケ

  4. 4

    嫌われクロちゃんが一転…キャバ嬢に大人気の意外な理由

  5. 5

    嶋大輔が復活!「今日俺」でのリバイバルに本人びっくり

  6. 6

    和田アキ子の大晦日が“空白” NHK紅白サプライズ出演あるか

  7. 7

    北島三郎復帰に“禁じ手” 平成最後のNHK紅白は無法地帯に

  8. 8

    長谷川博己と破局報道 鈴木京香「もう育てきった」の真意

  9. 9

    中日から強奪は“吉”か 虎入り確実ガルシアに3つの懸念材料

  10. 10

    キンプリ早くも「嫌いなジャニーズ」に…なぜアンチ多い?

もっと見る