「イルカは笑う」田中啓文著

公開日: 更新日:

 2195年、日本は宇宙リゾート「SCI-F1ランド」建造に50年分以上の国家予算を投入して倒産。「ランド」は「人類圏」の管理下に置かれた。4年後、ツアー客を乗せランドを目指していた宇宙客船で緊急事態が発生する。乗客の陰陽師・アベベは、航宙士が霊に憑依されたことに気づく。アベベが除霊をはじめると、航宙士に憑いていた手塚治虫の神霊が「ガラスの地球を救え」と言って消えた。神霊が人類の危機を伝えにきたようだ。ランドのホテルに到着したアベベは、人類圏の議長に協力を求められる。(「ガラスの地球を救え!」)

 その他、最後の地球人と地球の支配者イルカの邂逅を描く表題作など、12の物語を収めた短編集。

(河出書房新社 720円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    宮崎美子“61歳ピカピカ”ビキニ…美魔女ナイスバディなぜ?

  2. 2

    今度は福留が退団 功労者を冷遇する阪神と矢野監督の愚行

  3. 3

    沢田研二に不倫と別居説…自宅周辺の聞き込みは即バレした

  4. 4

    IOCが中止を通知か 東京五輪「断念&2032年再招致」の仰天

  5. 5

    2時間半も“吊るし上げ” 菅自民の学術会議批判はネトウヨ級

  6. 6

    北京五輪前に異例人事 スキー連盟ドタバタ内紛の舞台裏

  7. 7

    大野は口止め誓約書発覚 活動中止前に沸く嵐のオンナ事情

  8. 8

    鬼滅の刃「紅蓮華」は“エヴァ超え”も国民的アニソンへの壁

  9. 9

    竹内涼真“恋愛醜聞”で好感度ガタ落ち…ネットに罵詈雑言が

  10. 10

    再燃する矢野降ろし…岡田氏再登板を後押しする阪神の忖度

もっと見る

人気キーワード