「希望ヶ丘の人びと(上・下)」重松清著

公開日:  更新日:

 田島は、中3の娘・美嘉と小5の息子・亮太とともに40年前に開発された希望ヶ丘に引っ越す。希望ヶ丘は、2年前に病死した妻・圭子が少女時代を過ごした町で、亮太は母親の面影を探し、彼女がかつて通った書道教室に入門する。塾の教室長に転職した田島だが、新学期から生徒は集まらず苦戦。おまけに仕事で出会ったクレーマーは、美嘉の同級生・宮嶋の母親だった。圭子と同級生だった宮嶋の父親の昔話が田島の神経を逆なでする。そんな中、田島は圭子の親友だった香織から亡き妻の初恋の人・エーちゃんの話を聞き、心穏やかでいられない。

 名手がニュータウンを舞台に描くハートフルストーリー。(講談社 各740円+税)


日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    M4~5級が異例頻発…南海トラフ地震「1~2年後」と専門家

  2. 2

    水道法改正の裏で…民間業者「水を止める」と住民“脅迫”

  3. 3

    志村けんの「酒・カネ・オンナ」68歳の優雅な独身貴族生活

  4. 4

    偶然なのか…「不適切入試」の医学部はなぜかブラック病院

  5. 5

    4K&8Kテレビの選び方は…両方導入したプロが基礎を解説

  6. 6

    「第2の貴ノ岩」の懸念も…貴乃花が置いていった7人の地雷

  7. 7

    専門家が指摘…あおり運転は善良なドライバーもやっている

  8. 8

    家庭内でも孤立…貴乃花が妻と弟子にした“正座説教”1時間

  9. 9

    今度は雑誌がバカ売れ…女性の圧倒的支持を得た白石麻衣

  10. 10

    移民法、水道民営化…2つの悪法に共通する“竹中平蔵利権”

もっと見る