「死んだライオン」ミック・ヘロン著、田村義進訳

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 保安局(通称MI5)の任務中に失敗を犯したスパイたちが集められ無為な仕事を与えられる「泥沼の家」。そのリーダーのラムは、同じ時期にベルリンに駐在していた元スパイ、ディッキー・ボウの死に疑問を抱く。

 今はアダルトショップで働くボウは、通勤途中のバスの中で死んでいた。検視では心臓発作となっていたが、兄弟に成り済ましたラムが、ボウが死んでいた座席を調べると、シートの隙間に押し込まれた携帯電話が見つかる。携帯電話のメールの下書きのフォルダに「蝉」とだけ書かれたメッセージが残されていた。それは旧ソ連の幻のスパイの暗号名だった。

 窓際スパイたちを主人公にした長編ミステリー。(早川書房 1060円+税)


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