「オレンジシルク」神田茜著

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 地元の信用金庫に勤める印子は30歳。自分と同類で恋愛経験がないはずだったキヨミと、カフェで知り合いの結婚式の話をしていたとき、キヨミの携帯にトノサマガエルみたいな着信音が。彼氏からの電話だと聞いて、印子は動揺する。

 キヨミと一緒に三軒茶屋のフリーマーケットに行ったら、彼氏は草木染のTシャツを売っていた。本業は寄席にも出演しているプロのマジシャンだという。会場内で大道芸を見ていた印子は、シルクハットからハトを出すマジックをやっているタカミユウトという清潔感のあるマジシャンに引かれる。

 女子力の低いOLが恋をして新しい自分に出会う恋愛エンターテインメント。(新潮社 1500円+税)


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