「銀行支店長、追う」江上剛著

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 うなばら銀行T支店に客の芳江が預金を引き出しに来た。オレオレ詐欺を疑った行員の雪乃は、使い道を尋ねるが芳江は答えない。芳江は頭取の久木原の母親で、万が一のことがあってはならない。支店長の貞務の指示で芳江には模擬紙幣を渡し、雪乃は貞務の友人の元刑事・藤堂らと彼女を尾行する。同じころ、久木原は取引先の会社の会長から蒋介石が旧日本軍の将校に託したという秘密資金の話を持ちかけられる。

 一方、大手電機メーカーの専務・佐藤は会長から社長就任を打診される。しかし、同時に会社には巨額の簿外損失があることを打ち明けられる。藤堂がオレオレ詐欺の手先を捕まえるが、彼の仲間の尾行を続けた雪乃が戻ってこない。

 銀行を舞台にした痛快経済エンターテインメント。

(実業之日本社 694円+税)

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