誰かに話したくなる雑学本特集

公開日: 更新日:

「大人の博識雑学1000」雑学総研著

 数分でできるちょっとした面白い話、思わずへぇっと感心してしまう話、聞いた途端にびっくりしてのけぞってしまう話など、ちょっとしたときに軽く語れる話題を頭の引き出しに入れておくと、いざという時に役に立つ。そこで今回は、科学、大人ネタ、世界ランキング、芸能人、漢字ホラーなど、思わず誰かに話したくなる雑学本を5冊ご紹介!

 どんな人にでも対応可能な雑学王になりたいなら、必読なのがこの本。1000本ノックならぬ1000本の雑学ネタで、全方位バッチリ守備を固められる。

 たとえば、株価の動きに敏感な相手には、「サザエさんの視聴率が高いときには株価が下落し、逆に視聴率が低いときには株価が上昇する」という大和総研発表のネタをふってみてはどうだろう。選挙シーズンになったら「選挙スタッフのおやつ代は1日500円」という、小学生の遠足並みの公職選挙法のルールを披露しても面白い。

 しかしなんといっても群を抜いているのが、秋田県湯沢市の道の駅「おがち」で発行してくれる美人証明書のネタ。この道の駅では、小野小町生誕の町であることにちなんで、希望の名前を記入した美人発行書を1枚315円で発行してくれるのだそうだ。しかも審査不要。奥方のご機嫌をとりたい亭主族や、意中の女性へのプレゼントをお探しの人に耳打ちしたら喜ばれること必須。

 単なるウンチクにとどまらず、実益に結びつきそうなネタがあるのも、さすが「大人の」雑学!
(KADOKAWA 840円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動