誰かに話したくなる雑学本特集

公開日: 更新日:

「あの人はいま! 消えた芸能人&有名人タブーDX」別冊宝島編集部編

 かつてスポットライトを浴びていたがメディアの表舞台から消えてしまった有名人たちは、いまいったいどうしているのか。誰もが持つ、そんなゲスな好奇心を満たしてくれるのがこの本だ。

 覚醒剤で3度逮捕された「失恋レストラン」の清水健太郎、心霊ブームで大ブレークした織田無道、長髪&メガネにマジックハンド持参の姿でオタクのスタイルを確立した宅八郎、カリスマAV女優として50本以上の作品に出ている森下くるみら、強烈な個性を持つメンバーへの取材リポートが並ぶ。

 まだ炎上中ではないかと思われる長谷川豊アナウンサーも登場しているほか、成宮寛貴らの最近消えたばかりの芸能人に関する匿名座談会、90年代のボキャブラ天国に出演していたボキャブラーたちのその後なども収録。

 秒速で1億円稼いでいた与沢翼が16年に結婚してドバイの世界一高いビルに住んでいたり、元近鉄投手の加藤哲郎が高齢者に人気の「飲まない、吸わない、賭けない」の健康麻雀講師となっていたりと、その後思わぬ方向に転がっていったそれぞれの人生模様が興味深い。(宝島社 880円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景