「発達障害」岩波明著

公開日:

 人の気持ちが分からない、空気が読めない、同じ失敗を繰り返す――。そういう人は自ら発達障害かもしれないと思いがちだ。本当にそうなのか。

 マスコミで取り上げられる発達障害と医学的な疾患であるそれとは大きなズレがある。そこで、発達障害を正しく知るために書かれたのがこの本だ。映画やテレビなどでおなじみの歴史上の人物などをモチーフにして分かりやすく発達障害を説明している。

 著者は日本では珍しい「発達障害」の専門家で、昭和大学医学部精神医学講座主任教授。発達障害の臨床研究などを主な研究分野にしている。ひょっとして自分は発達障害かも……と悩んでいる人や身近に心当たりの人物がいるという人にお薦めの一冊だ。(文芸春秋 820円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    女が嫌いな女3位 伊藤綾子が暗示する“におわせメッセージ”

  2. 2

    悪いのは告発女性? バナナ日村「淫行」同情論への違和感

  3. 3

    突然の引退劇…貴乃花親方“お涙頂戴会見”のウソ八百<上>

  4. 4

    安倍首相が怯える 近畿財務局“森友キーマン”証人尋問Xデー

  5. 5

    ファン心配…築地「吉野家1号店」営業終了で店長はどこへ

  6. 6

    突然の引退劇…貴乃花親方“お涙頂戴会見”のウソ八百<下>

  7. 7

    メジャーGMも視察 加熱する菊池雄星争奪戦“禁じ手”の恐れ

  8. 8

    「言論の自由がない」D.スペクターさん東京五輪狂騒に苦言

  9. 9

    大坂なおみが目指すWTAファイナル “超VIP待遇”の仰天全貌

  10. 10

    【日曜中山11R・オールカマー】今年も絶好調!ルメール レイデオロ

もっと見る