「ESDの地域創生力」阿部治氏

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 加えて、地域の多様な資源(人的資源を含む)を見える化・つなぐ化によって再確認(再評価)すること、見える化・つなぐ化を果たす学校(特に地域の小学校)の役割の再確認と統廃合政策の見直しなど、阿部氏が指摘する地域創生を進める際の10の留意事項は、地域創生を成功させる上で大いに参考になるだろう。

「地域創生の際の今一番の資源はシニア層なんです。企業戦士だった定年組シニア層は、地域創生に必要な“つなぐ化”の力や事業に結び付けるアイデア力にたけているはずです。企業内とは違う上下がない人間関係の場に関わることの楽しさ、そこで受けるリスペクトなどなど、『ビーパル』世代には魅力的だと思いますね。こんな面白いことを若者だけにやらせておく手はありません。対馬市で、都会から移住してきた若者サポート活動を続けている年配の人たちも、皆さん、若者たちと関わるのを楽しんでやってらっしゃいます」

 阿部氏は日中韓環境大臣会議の環境教育プロジェクトのコーディネーターを長年務め、今年11月には立教大学で、ESDによる地域創生国際シンポジウムが開催される。

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