「ラム&コーク」東山彰良著

公開日: 更新日:

 家業の墓石会社で働く礼は、中国進出をもくろむ父親から、腹違いの兄・冴と中国語講座に通うよう命じられる。講師は冴の幼馴染みの翔子だという。名ばかり専務で、中国人従業員のまとめ役をさせられている礼は、断りたいが、殺人ほう助の前科がある礼を雇ってくれるところは他にない。

 同じころ、闇金と地下銀行を営む瀬川の下で働く中国人の林傑と羅偉慈は、客の呉富貴を利用して瀬川のタンス預金を奪う計画を立てる。呉富貴は、瀬川の孫娘・翔子の元恋人だった。翔子を利用するため、彼女の講義に林傑が乗り込む計画を立てるが、思わぬ横やりが入ってしまう。

 直木賞作家の初期クライムノベル。

 (光文社 740円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希をヤンキースが強奪へ…大谷翔平&山本由伸を奪われた名門が企んだ雪辱戦

  2. 2

    AKIRA版はなかったことに? 反町隆史GTO放送開始で荒ぶる「2012年派」

  3. 3

    ゾンビたばこ広島に黒田博樹監督待望論 「打てない、守れない、人気ない」三重苦で新井監督はクビ不可避

  4. 4

    佐々木朗希は一軍復帰1試合でまた抹消…どれだけ脆弱でもドジャースが欲しがったワケ

  5. 5

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー

  1. 6

    “令和の武器商人”こと小泉進次郎防衛相の「核ありき発言」に自民国防族もカンカン

  2. 7

    ついに1ドル=163円突入で「円安倒産」ラッシュ深刻懸念…すでに前年同期から3割増

  3. 8

    中森明菜のタモリ評「心の底からホッとします」は国民の総意か? サングラス姿と性格的な3要素

  4. 9

    「24時間テレビ」放送1カ月前に日テレ局内に流れる微妙な空気…猛暑の中の星野真里マラソンに大逆風

  5. 10

    震災で家族を心配する選手たちに星野監督が怒号「おまえらは野球だけしとりゃあええんじゃ!」