「1分間で経済学」ニーアル・キシテイニー著 望月衛訳

公開日: 更新日:

 経済の専門用語で「埋没費用(サンクコスト)」というのがある。ひとたびかければもう回収できない費用のこと。

 たとえば水泳プールの経営者にとって、お客がほんの数人でも営業を続けるためにかけねばならないプール管理費用がそれ。一般に、埋没費用が大きいと、もとを取り戻そうとする心理が働き、たとえ赤字でもズルズルと経済行為を中止できない傾向がある。しかし、それでも営業を続けたほうがいい場合もあり、その経営判断の材料のひとつとされる用語だ。

 ほかに「GDP」「見えざる手」「マネーサプライ」「内生的成長」など、経済の専門用語200を見開き1ページ+図解で解説。基本単語の簡潔説明もあり、新聞やネットで経済ニュースを読むときの格好のハンドブックである。(ダイヤモンド社 1600円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    任侠山口組が組長制に 40数名が織田代表と親子盃、舎弟盃

  2. 2

    統一地方選で2ケタ議席「N国党」と「幸福党」大躍進のナゼ

  3. 3

    役者はセリフが命…山P「インハンド」にブーイングのワケ

  4. 4

    お笑い文化台無し!安倍首相の吉本新喜劇出演に府民大激怒

  5. 5

    マラソン大迫傑が牙をむいた日本陸連の「本音」と「忖度」

  6. 6

    「失われた10年」を「30年」に拡大させた戦後の無責任体制

  7. 7

    開幕5カード全負け越し“投壊”広島が再建託す2人の秘密兵器

  8. 8

    就職戦線“買い手市場”に激変 新卒採用は氷河期に向かう

  9. 9

    ジャニーズ頼みは厳しい?ドラマ視聴率と主題歌の相反関係

  10. 10

    衆院沖縄3区補選 屋良朝博氏の勝利に敢えて水を差す

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る