「1分間で経済学」ニーアル・キシテイニー著 望月衛訳

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 経済の専門用語で「埋没費用(サンクコスト)」というのがある。ひとたびかければもう回収できない費用のこと。

 たとえば水泳プールの経営者にとって、お客がほんの数人でも営業を続けるためにかけねばならないプール管理費用がそれ。一般に、埋没費用が大きいと、もとを取り戻そうとする心理が働き、たとえ赤字でもズルズルと経済行為を中止できない傾向がある。しかし、それでも営業を続けたほうがいい場合もあり、その経営判断の材料のひとつとされる用語だ。

 ほかに「GDP」「見えざる手」「マネーサプライ」「内生的成長」など、経済の専門用語200を見開き1ページ+図解で解説。基本単語の簡潔説明もあり、新聞やネットで経済ニュースを読むときの格好のハンドブックである。(ダイヤモンド社 1600円+税)

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