「書店不屈宣言―わたしたちはへこたれない」田口久美子著

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 40年以上、書店で働いてきた著者が、自らの体験を振り返りながら、現場の激しい変化と現実、そして行く末を仲間へのインタビューを交え、つづった業界ドキュメント。

 1973年、著者の書店員人生は、東京駅近くの30坪ほどの小さな店の雑誌売り場からスタート。雑誌売り場の当時の日常を紹介するとともに、著者が勤務する大型チェーン店に雑誌が好きで2005年に入社したという後輩・小高さんに雑誌部門の現状を語ってもらう。入社時から7年間で雑誌の入荷数が半減したと語る彼女は、売る現場から雑誌存続の方途を探る。

 ほか、人文書や児童書、ライトノベルなど、各部署の担当者の話から書店をとりまく環境とともに、彼らの仕事に対する矜持や愛が伝わってくる。(筑摩書房 780円+税)

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