「登山者のための法律入門」溝手康史著

公開日:  更新日:

 山岳事故や登山に関するトラブルの増加とともに、法的責任問題が生じるケースが増えている。本書は、登山に関する法的紛争を回避するノウハウや登山の危機管理についての指南書。

 例えば友人同士との登山の場合。初心者の友人が登山道から転落する事故が起きても、パーティーを組んでいたのが熟練者の友人だったとしても法的な責任は生じない。しかし、熟練者が初心者を「俺がついているから大丈夫」と積極的に雪山などに誘った場合などは、熟練者に安全確保義務が生じるケースもあるという。

 山岳事故における責任の所在から、山での植物採取やトレイルランやマウンテンバイクの是非――山のマナーと法律の関係など。登山愛好家必携の書。(山と溪谷社 900円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    毒づきがアダに…和田アキ子"平成ラスト紅白"落選は当然か

  2. 2

    また仰天答弁…桜田五輪相は地元も見放した“柏の出川哲朗”

  3. 3

    豊洲市場開場から1カ月…腐敗臭に続きの床が「穴」だらけ

  4. 4

    “原爆Tシャツ”波紋のBTS 「紅白落選」の影響と隠れた本音

  5. 5

    BTSと東方神起は紅白落選…TWICEだけが残ったワケ

  6. 6

    宮沢りえホクロ取って正解? 鑑定歴25年の占い師に聞いた

  7. 7

    日米野球で打率4割 SB柳田“33歳でメジャー挑戦”の現実味は

  8. 8

    キムタクと2ショット解禁 コウキ操る静香のシタタカ戦略

  9. 9

    原爆Tシャツ、ナチス帽…「BTS」日本への“本格進出”は白紙

  10. 10

    鼻を突く生臭さ…豊洲市場の内外で漂い始めた「腐敗臭」

もっと見る