「オリバー・ストーン オン プーチン」オリバー・ストーン著 土方奈美訳

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 昨年6月に公開され、話題を呼んだオリバー・ストーン監督のドキュメンタリー映画「プーチン・インタビュー」の書籍版。

 ストーンはロシア大統領ウラジーミル・プーチンに対して、2015年7月から17年2月まで3回にわたって計20時間以上のインタビューを敢行。生い立ちから大統領就任まで、ウクライナやシリア問題、16年の米大統領選へのロシアの介入問題、スノーデンの亡命、トランプ新大統領の人物評などを聞き出しており、話題性たっぷり。

 とはいえ、米本国の各メディアのこの作品に対する評価は、総じて厳しいものだったという。プーチンに対する突っ込みが足りず、プーチンの言い分を一方的に流す「ロシアのプロパガンダ映画」のようだというのだ。

 それでも、ストーンが投げつけるプーチン政権への批判や疑惑を、時に論理的に説き伏せ、時にやんわりと受け流す政治家プーチンのタフさぶりが存分に伝わってくる。それだけでも読む価値あり。映画は日本でも近日中に公開予定とのこと。(文藝春秋 1700円+税)




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