「シノン 覚醒の悪魔」ダン・T・セールベリ著、吉田薫訳

公開日: 更新日:

 エリックは、別荘に招いた友人から、以前、妻のハンナを死のふちに追い込んだウイルスが再び息を吹き返し、感染が広がっていると聞き、青ざめる。システム工学博士のエリックが開発した「マインドサーフ」を介してハンナの体内に入ったコンピューターウイルス「モナ」を起源とする生物学的ウイルス「NCoLV」は、宿主の体内で遭遇した他のウイルスの遺伝子を取り込み、変異のたびに致死率を上げているようだ。ストックホルムにある感染症予防研究所の委託を受けたクリオノルディック社が、ワクチン開発のためハンナの血の提供を求めてくる。

 モサドの女諜報員やイスラム過激派スパイなどが入り乱れ、ワールドワイドに展開する社会派エンターテインメント。

 (小学館 900円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「左膝の半月板が割れ…」横綱・豊昇龍にまさかのアクシデントで稽古中止

  2. 2

    松山千春がNHK紅白を「エコひいき」とバッサリ!歌手の“持ち時間”に求めた「平等」の正当性を考える

  3. 3

    巨人オーナーから“至上命令” 阿部監督が背負う「坂本勇人2世育成&抜擢」の重い十字架

  4. 4

    高市政権が抱える統一教会“爆弾”の破壊力 文春入手の3200ページ内部文書には自民議員ズラリ

  5. 5

    前橋市長選で予想外バトルに…小川晶前市長を山本一太群馬県知事がブログでネチネチ陰湿攻撃のナゼ

  1. 6

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網

  2. 7

    阿部監督のせい?巨人「マエケン取り失敗」の深層 その独善的な振舞いは筒抜けだった

  3. 8

    バタバタNHK紅白 高視聴率でも今田美桜、有吉弘行らMC陣は負担増「出演者個々の頑張りに支えられた」

  4. 9

    菊池風磨のカウコン演出に不満噴出 SNS解禁でSTARTO社の課題はタレントのメンタルケアに

  5. 10

    ロッテ前監督・吉井理人氏が大谷翔平を語る「アレを直せば、もっと良く、170kmくらい投げられる」