「シノン 覚醒の悪魔」ダン・T・セールベリ著、吉田薫訳

公開日: 更新日:

 エリックは、別荘に招いた友人から、以前、妻のハンナを死のふちに追い込んだウイルスが再び息を吹き返し、感染が広がっていると聞き、青ざめる。システム工学博士のエリックが開発した「マインドサーフ」を介してハンナの体内に入ったコンピューターウイルス「モナ」を起源とする生物学的ウイルス「NCoLV」は、宿主の体内で遭遇した他のウイルスの遺伝子を取り込み、変異のたびに致死率を上げているようだ。ストックホルムにある感染症予防研究所の委託を受けたクリオノルディック社が、ワクチン開発のためハンナの血の提供を求めてくる。

 モサドの女諜報員やイスラム過激派スパイなどが入り乱れ、ワールドワイドに展開する社会派エンターテインメント。

 (小学館 900円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    バタバタNHK紅白 高視聴率でも今田美桜、有吉弘行らMC陣は負担増「出演者個々の頑張りに支えられた」

  2. 2

    松山千春がNHK紅白を「エコひいき」とバッサリ!歌手の“持ち時間”に求めた「平等」の正当性を考える

  3. 3

    「将軍 SHOGUN」シーズン2も撮影開始 2026年は柄本明、平岳大ら海外進出する日本人俳優に注目

  4. 4

    ロッテ前監督・吉井理人氏が2023年WBCを語る「大谷とダルのリリーフ登板は準決勝後に決まった」

  5. 5

    菊池風磨のカウコン演出に不満噴出 SNS解禁でSTARTO社の課題はタレントのメンタルケアに

  1. 6

    ロッテ前監督・吉井理人氏が佐々木朗希を語る「“返事もしなかった頃”から間違いなく成長しています」

  2. 7

    矢沢永吉ライブは『永ちゃんコール』禁止で対策も…B'z『客の大熱唱』とも通じる“深刻な悩み”

  3. 8

    《国分太一だけ?》「ウルトラマンDASH」の危険特番が大炎上!日テレスタッフにも問われるコンプライアンス

  4. 9

    巨人オーナーから“至上命令” 阿部監督が背負う「坂本勇人2世育成&抜擢」の重い十字架

  5. 10

    現役女子大生の鈴木京香はキャピキャピ感ゼロだった