「教養としての10年代アニメ反逆編」町口哲生著

公開日: 更新日:

 現代アニメを読み解く近畿大学人気講義の書籍化第2弾。

 アニメの原作となるマンガやゲーム、ラノベに遡ったり、アニメを原作とする実写映画を論じるなど、アニメを結節点=結び目として、ポップカルチャーの全体像を把握していく。まずは2010~11年にテレビ放映された「STAR DRIVER 輝きのタクト」を取り上げる。アニメ界最強のコンビ、五十嵐卓哉氏と榎戸洋司氏が監督と脚本を担当したこの作品は、ロボットアニメの歴史を刷新したと称賛。その上で哲学や民俗学、精神分析学といった学問を駆使して、演出上の美学などを分析していく。

 その他、BLや疑似家族などをキーワードに「輪るピングドラム」や「ラブライブ!」など全7作品のアニメを論じる。(ポプラ社 900円+税)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  2. 2

    椎名林檎と成田悠輔氏の親密デート発覚!「異色の超ビッグカップル」誕生も「いわくつき」と見られるワケ

  3. 3

    佐藤二朗「週刊文春」ハラスメント疑惑報道に猛反発の行方…スポンサー企業はCM差し替えに動くのか?

  4. 4

    税収が前年度比「9兆円増」の異様とカラクリ…恩恵なく生活が苦しい庶民から飛び交う怨嗟の声

  5. 5

    「過去最強」「欧州組23人」のマヤカシ…欧州ビッグクラブ“主力ゼロ”で圧倒的に足りない個の実力

  1. 6

    リラックスできるB級感「キャバ嬢ドラマ」で光った元AKB48嬢

  2. 7

    元ボクシング世界王者・薬師寺保栄が妻に無断でレースQの愛人を「養女」に…妻が明かした苦しい胸中

  3. 8

    39年半ぶり歴史的円安を後押しする新NISAは天下の愚策 海外流出する「円」は年間10兆円規模!

  4. 9

    佐藤二朗「橋本愛へのハラスメント」報道に猛反発…板挟みのフジテレビが抱えた厄介すぎる“爆弾”

  5. 10

    レイカーズ八村塁の去就を左右するレジェンドの退団 新天地で師弟コンビ再結成に現実味