「本のエンドロール」安藤祐介著

公開日: 更新日:

 主人公は印刷会社の営業部に籍を置く浦本学。彼は就活生を前にした説明会で「印刷会社はメーカーです」と言ったことで、周りからひんしゅくを買ってしまう。

 ある日、浦本が無理な進行の割り込み作業を印刷工場に頼んだところ、作業員で同僚の野末に「おまえは客の言葉を伝えるだけの伝書バトだ」と激怒され、険悪なムードに。さらに、印刷機が故障でストップ。機械を休ませて点検する時間さえあれば、起こらなかったトラブルだった。

 浦本は自責の念に駆られながらも、立ち寄った出版社で編集者からある小説の刊行を2カ月早めたいと頼まれ、再び請け負ってしまう……。

 紙媒体の部数が落ち込む中、“本をつくる”という夢に向かって進む印刷会社のさまざまな部門で働く人々を描いた長編小説。 (講談社 1650円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安倍昭恵夫人の“奇抜ドレス”「即位礼正殿の儀」をブチ壊し

  2. 2

    木下優樹菜“恫喝DM”炎上で謝罪も…夫フジモンへ飛び火確実

  3. 3

    石田ゆり子&渡辺美奈代 50歳で評価「天と地の差」のナゼ

  4. 4

    ベスト15にズラリ 海外リーグが付けた日本人選手のお値段

  5. 5

    DeNA筒香が大打撃…侍メンバー漏れでメジャー挑戦に暗雲

  6. 6

    ガッキーを追い込んだのは錦戸か 明るみになるゲスな過去

  7. 7

    南アに“ジェイミー流”で屈辱ノートライ W杯4強逃した背景

  8. 8

    CS出場なのに…阪神“蚊帳の外”侍Jに選出ゼロという悲哀

  9. 9

    ラグビー協会に内紛…ジョセフHC続投に“慎重論”で大迷走

  10. 10

    日本シリーズ初勝利 “鷹サブマリン”高橋を待つバラ色オフ

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る