• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

「狂い壁 狂い窓」竹本健治著

 築60年超えの洋館アパート「樹影荘」の1階に住む緋沙子は、壁から湧き出す小さな虫に悩まされていた。建物は、元産婦人科病院で、虫が湧いてくる壁は、かつて隣の部屋に通じる戸口だったらしい。隣には浅川という男が住んでいる。緋沙子と仲の良い2階に住む少年・響司郎は、この家を住む者の性格を知らず知らずねじ曲げていく幽霊屋敷のようなものだという。ある日、夜中に目覚めた浅川は水音を耳にする。以前にもあった3階の住人・小野田のトイレが原因の水漏れかと確かめると、畳におびただしい血だまりが広がっていた。慌てて小野田に抗議に行くが、戻ると血だまりは消えていた。

 6組の住人が次々と起きる怪事件に追い詰められていく戦慄ミステリー。 (講談社 740円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    作家・中村文則氏が警鐘 「全体主義に入ったら戻れない」

  2. 2

    高プロの仰天デタラメ実態「年収1075万円以上」に根拠なし

  3. 3

    神戸市64歳職員が1日3分の“中抜け”で厳罰減給になったワケ

  4. 4

    米朝会談後に「空白の8時間」 金正恩は何をしていたのか

  5. 5

    消防士の腕で眠る赤ちゃん…写真が急拡散したそのワケとは

  6. 6

    原発再稼働で二枚舌 新潟県知事にくすぶる“選挙違反”疑惑

  7. 7

    頭を切断されて10分後にガブリ!ガラガラヘビ驚異の生命力

  8. 8

    父の遺体をBMWに乗せて埋葬…ナイジェリア男性に非難殺到

  9. 9

    総選挙でトップ3に入れず…AKBは“本体”弱体化が最大の課題

  10. 10

    最大の後ろ盾も失い…楽天・梨田監督“電撃辞任”の全内幕

もっと見る