「蕎麦、食べていけ!」江上剛著

公開日: 更新日:

 両親が離婚して、さびれた温泉街で蕎麦屋を営む祖父母と暮らすことになった、高校生の竹澤春海。滝を見ていたら赤城勇太に声をかけられた。なぜか勇太は春海のことを知っている。祖父にたずねて、母が若い頃、勇太の父と結婚するはずだったのに、結婚式の当日、逃げ出して春海の父の元に走ったということを知った。それ以来、竹澤家は村八分のようになっている。

 一方、地元の信用金庫に勤める勇太は、町おこしのために伝説を基にした祭りを提案した。その目玉として女子高生に蕎麦打ちをさせることに。ところが、勇太の兄が勤める東京のメガバンクは、温泉街のリゾート化をもくろんでいた。

 元銀行員の視点を生かした町おこしビジネス物語。

(光文社 1500円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「左膝の半月板が割れ…」横綱・豊昇龍にまさかのアクシデントで稽古中止

  2. 2

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  3. 3

    「ラブホ密会」問題も何のその!小川晶前市長の超“人たらし”戦略 12日投開票の前橋市長選情勢

  4. 4

    アストロズ今井達也の西武への譲渡金ついに判明! NPB広報室から驚きの回答が

  5. 5

    菊池風磨のカウコン演出に不満噴出 SNS解禁でSTARTO社の課題はタレントのメンタルケアに

  1. 6

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 7

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  3. 8

    ロッテ前監督・吉井理人氏が大谷翔平を語る「アレを直せば、もっと良く、170kmくらい投げられる」

  4. 9

    松山千春がNHK紅白を「エコひいき」とバッサリ!歌手の“持ち時間”に求めた「平等」の正当性を考える

  5. 10

    オリックスへのトレードは中日が年俸の半分を肩代わりしてくれて実現した