「蕎麦、食べていけ!」江上剛著

公開日: 更新日:

 両親が離婚して、さびれた温泉街で蕎麦屋を営む祖父母と暮らすことになった、高校生の竹澤春海。滝を見ていたら赤城勇太に声をかけられた。なぜか勇太は春海のことを知っている。祖父にたずねて、母が若い頃、勇太の父と結婚するはずだったのに、結婚式の当日、逃げ出して春海の父の元に走ったということを知った。それ以来、竹澤家は村八分のようになっている。

 一方、地元の信用金庫に勤める勇太は、町おこしのために伝説を基にした祭りを提案した。その目玉として女子高生に蕎麦打ちをさせることに。ところが、勇太の兄が勤める東京のメガバンクは、温泉街のリゾート化をもくろんでいた。

 元銀行員の視点を生かした町おこしビジネス物語。

(光文社 1500円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    バタバタNHK紅白 高視聴率でも今田美桜、有吉弘行らMC陣は負担増「出演者個々の頑張りに支えられた」

  2. 2

    松山千春がNHK紅白を「エコひいき」とバッサリ!歌手の“持ち時間”に求めた「平等」の正当性を考える

  3. 3

    「将軍 SHOGUN」シーズン2も撮影開始 2026年は柄本明、平岳大ら海外進出する日本人俳優に注目

  4. 4

    ロッテ前監督・吉井理人氏が2023年WBCを語る「大谷とダルのリリーフ登板は準決勝後に決まった」

  5. 5

    菊池風磨のカウコン演出に不満噴出 SNS解禁でSTARTO社の課題はタレントのメンタルケアに

  1. 6

    ロッテ前監督・吉井理人氏が佐々木朗希を語る「“返事もしなかった頃”から間違いなく成長しています」

  2. 7

    矢沢永吉ライブは『永ちゃんコール』禁止で対策も…B'z『客の大熱唱』とも通じる“深刻な悩み”

  3. 8

    《国分太一だけ?》「ウルトラマンDASH」の危険特番が大炎上!日テレスタッフにも問われるコンプライアンス

  4. 9

    巨人オーナーから“至上命令” 阿部監督が背負う「坂本勇人2世育成&抜擢」の重い十字架

  5. 10

    現役女子大生の鈴木京香はキャピキャピ感ゼロだった