「君が生きる意味」松山淳著

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 だだをこねる子供を連れた母親が、50%オフのワイシャツのMがないか尋ねた。

 不親切なスタッフが「そのラックになければ、ありません」と答えたので、店長のボクは別の店の在庫を探してみると言った。

 在庫はあったのだが、スーパーバイザーは、店をほったらかしてワイシャツを取りにいくのは店長失格だと決めつける。そして、社内ルールを守らなかったから人事評価に響くと脅すのだった。

 そんな落ち込んでいるボクの前に、心理学の巨人にして、「夜と霧」の作者フランクルの化身の小さなおじさんが現れ、カウンセリングしてくれる。ちょっと奇妙な心理学の本。

 (ダイヤモンド社 1400円+税)

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