「くわしすぎる教育勅語」高橋陽一著

公開日: 更新日:

「教育勅語」は明治天皇の名で1890年に出されたもので、「父母に孝に」など12の徳目が説かれている。その最後に置かれているのがこんな徳目だ。「一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壌無窮ノ皇運ヲ扶翼スへシ」。ひとたび非常事態が起きたときは大義に勇気を振るって国家に尽くし、天と地とともに無限に続く皇室の運命を翼賛すべきである、の意。1945年に、教育勅語に基づく修身科などの授業は禁止されたが、1958年から「道徳」が小・中学校の時間割に入れられた。さらに2015年には「特別の教科」として位置付けられている。

「教育勅語」の文言を精読し、問題点を解説した一冊。

 (太郎次郎社エディタス2000円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    任侠山口組が組長制に 40数名が織田代表と親子盃、舎弟盃

  2. 2

    役者はセリフが命…山P「インハンド」にブーイングのワケ

  3. 3

    統一地方選で2ケタ議席「N国党」と「幸福党」大躍進のナゼ

  4. 4

    お笑い文化台無し!安倍首相の吉本新喜劇出演に府民大激怒

  5. 5

    開幕5カード全負け越し“投壊”広島が再建託す2人の秘密兵器

  6. 6

    マラソン大迫傑が牙をむいた日本陸連の「本音」と「忖度」

  7. 7

    就職戦線“買い手市場”に激変 新卒採用は氷河期に向かう

  8. 8

    ジャニーズ頼みは厳しい?ドラマ視聴率と主題歌の相反関係

  9. 9

    「失われた10年」を「30年」に拡大させた戦後の無責任体制

  10. 10

    開幕から6戦全勝 原巨人5年ぶりV奪回は“カモ虎”と共に

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る