「加藤清正 豊臣家に捧げた生涯」近衛龍春著

公開日: 更新日:

 豊臣秀吉に仕えた武将・加藤清正の生涯を描く歴史長編。

 永禄5(1562)年に尾張で生まれた虎之助(清正)は、幼くして父を亡くす。しかし、母親の伊都が秀吉の正室・お禰のいとこだった関係で、天正2(1574)年、長浜城を築いたばかりの秀吉に仕官がかなう。

 6尺3寸(約191センチ)の偉丈夫に成長した清正は、やがて福島正則とともに武功派の双璧と数えられるようになる。秀吉が柴田勝家と雌雄を決した賤ケ岳の戦いで武勲を挙げた清正は、3000石を与えられ物頭に昇進。そして天正16年、一揆の残党狩りと検地を担当した肥後の領有が認められ大名となる。

 秀吉没後、遺児の秀頼を守ることに専心した清正の心の深奥に迫る力作。

 (講談社 960円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・藤川監督に「裸の王様」の懸念 選手&スタッフを驚愕させた「コーチいびり」

  2. 2

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  3. 3

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  4. 4

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  5. 5

    元横綱照ノ富士「暴行事件」の一因に“大嫌いな白鵬” 2人の壮絶因縁に注目集まる

  1. 6

    小松菜奈&見上愛「区別がつかない説」についに終止符!2人の違いは鼻ピアスだった

  2. 7

    高市首相「私の悲願」やはり出まかせ…消費税減税「断念」に向け経済界・財務省・自民党・マスコミが包囲網

  3. 8

    阿部監督のせい?巨人「マエケン取り失敗」の深層 その独善的な振舞いは筒抜けだった

  4. 9

    《タニマチの同伴女性の太ももを触ったバカ》を2発殴打…元横綱照ノ富士に大甘処分のウラ側

  5. 10

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ