「アリバイ崩し承ります」大山誠一郎著

公開日: 更新日:

 新しい職場に着任後、初めての休み、「ぼく」は新しく住むことになった街を散策。アーケード式の「鯉川商店街」を歩いていると年季の入った時計屋が目につく。腕時計の電池交換のために入店すると、壁に「アリバイ崩し承ります」と怪しげな張り紙があった。

 店主の時乃に尋ねると、先代の祖父が始めたという。アリバイがあると主張する人は、何時何分にそこにいたと言うが、つまり時計が主張の根拠になっているのだから、時計屋こそがアリバイの問題をもっともよく扱えるということらしい。新米刑事のぼくは、その祖父からアリバイ崩しの仕方を伝授されたという時乃に、捜査中の難事件についてつい相談を持ち掛ける。

 時乃が7つの事件のアリバイ崩し・アリバイ探しに挑む連作ミステリー。

(実業之日本社 680円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元EXILE黒木啓司がLDHを離れたワケ…妻のド派手すぎるセレブ生活が遠因か

  2. 2

    侍J捕手・中村悠平らが“NPBルール改変”を提言 「日本ガラパゴス野球」では勝てない現実

  3. 3

    高市首相の“悪態答弁”にSNSで批判殺到! 共産&れいわの質問に「不貞腐れたガキレベル」の横柄さだった理由

  4. 4

    議員会館でも身体重ね…“不倫男”松本文科相は辞任秒読み! 虚偽答弁疑惑に「コメント控える」連発の卑劣

  5. 5

    侍J選手を“殺した”井端監督の偏重起用、場当たり、塩漬け…こうして結束力に亀裂が生じた

  1. 6

    小栗旬がハリウッド“資本”映画で主演も… トラウマ級の英語力と「スター」への高い壁

  2. 7

    菊池風磨も認めるtimelesz“タイプロバブル” YouTubeなしテレビ主戦場…独自路線の成否

  3. 8

    小祝さくらは当落線上…全米女子オープンを目指す国内組「予選免除」争いの熾烈

  4. 9

    「国宝」日本アカデミー賞10冠の陰で…森七菜“最優秀助演女優賞”逃した不運と無念

  5. 10

    ベネズエラ戦惨敗は井端監督の「自業自得」…リリーフ崩壊は昨年末から始まっていた