「フィンセント・ファン・ゴッホの思い出」ヨー・ファン・ゴッホ=ボンゲル著 林卓行監訳 吉川真理子訳

公開日: 更新日:

 クリスマスの前日、ゴッホの弟テオは婚約者のヨーとオランダに行く予定だったが、ゴッホと共同生活をしていたゴーギャンから電報を受け取り、アルルへ向かった。

「高熱による発作」に襲われたゴッホが耳の一部を切り取り、娼婦にプレゼントとして渡した。大騒ぎになり、捜査に入った警察が、意識不明でベッドに倒れているゴッホを発見したのだ。そのときは回復したゴッホは、後にピストル自殺した。

 ゴッホの最大の理解者だったテオも、半年後に世を去る。その妻ヨーは残されたゴッホの膨大な手紙を整理し、遺族の話を聞いて、35年かけて伝記をまとめ、ゴッホの回顧展を開く。

 ゴッホの名を世に広めた義妹の日記。解説付きでゴッホの作品も掲載。

(東京書籍 1300円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • BOOKSのアクセスランキング

  1. 1

    一度は行ってみたい世界遺産、飛鳥・藤原の宮都を知る本特集(2)遺跡から浮かび上がる古代人の日常

  2. 2

    一度は行ってみたい世界遺産、飛鳥・藤原の宮都を知る本特集(3)失われた宮都の景観をCGで再現

  3. 3

    一度は行ってみたい世界遺産、飛鳥・藤原の宮都を知る本特集(4)古代日本の礎を築いた6人8代の女性天皇

  4. 4

    「書かなきゃいけない 日航123便墜落、41年目の真相」青山透子著│事故調査報告書にはいくつもの矛盾が

  5. 5

    (67)戦が終わらねば骸だらけに

  1. 6

    こころの本屋(豊島区・東長崎)「自分の盛大な積ん読本というか『読みたい』と思った本を仕入れています」

  2. 7

    一度は行ってみたい世界遺産、飛鳥・藤原の宮都を知る本特集(1)飛鳥はなぜ宮都に選ばれたのか

  3. 8

    「生まれたくなんかなかったのに」小島和男著│「反出生主義」から問う生まれてしまった者の生き方

  4. 9

    4日後に閉館するホテルで人探しという奇妙な依頼「月下の盤」睦月準也著

  5. 10

    当事者視点から学ぶ規格外を排除する社会の病「認知症の進行を早める生活、遅らせる習慣」丹野智文、恩蔵絢子著/中央法規出版(選者:稲垣えみ子)

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「救命病棟24時」江口洋介復帰で初回2ケタも…松嶋菜々子不在の第2シリーズが“歴代最高”、松雪泰子の「香坂先生」待望論

  2. 2

    寺脇康文→及川光博「相棒25」“途中交代”にフィナーレの予感… 歴代相棒集結を望むファンの期待と寂しさ

  3. 3

    グダグタの横浜市長選…「組織戦の“素人”候補vsカジノ争点化に躍起のパワハラ前職」の展開で終盤戦へ

  4. 4

    巨人が貧打解消へ「由伸2世」がドラ1候補に急浮上! 明大・榊原七斗は将来トリプルスリー狙える逸材

  5. 5

    ファン大注目の“匂わせカップル”鎮西寿々歌&ミセス大森元貴 2人揃ろって否定しても熱愛説が消えないワケ

  1. 6

    知らぬ間に医療情報ダダ漏れ…相次ぐサイバー攻撃に逆行する政府案「本人同意不要」の“大穴”

  2. 7

    萩本欽一〈54〉「桃屋」がスポンサーになった奇跡の裏側と「テレビの常識を覆した独自のスポンサー論」

  3. 8

    星野仙一監督が“外様”でも阪神を変えられたワケ…墓参り、大阪ナンバー、裏方の妻へカニ

  4. 9

    日テレ河村亮アナと菅谷大介アナは50代で死去…「俺たちの箱根駅伝」放送開始で改めて追悼の声

  5. 10

    星野仙一は阪神に残るつもりだったが…優勝で収入倍増も、電鉄の“閉鎖体質”は変わらなかった