「最近、地球が暑くてクマってます。」 水野敬也、長沼直樹著

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 地球温暖化を解決するために何をすべきかを、温暖化で絶滅の危機に直面しているシロクマ親子が教えてくれる本。
 冒頭から温暖化対策として有料化されたレジ袋について苦言。レジ袋がまったく使われなくなっても、削減できる温室効果ガスはたったの0・02%でしかなく、温暖化は1ミリも止まらないと指摘。つまりエコバッグを持ち歩くだけで満足をしていてはダメだと説く。
 温暖化対策をしなければ今世紀中に気温は約4度上昇。これで日本に住む人の約4人に1人、3400万人が住む地域が海面上昇の被害を受けるといい、温暖化は決してクマ事(他人事)ではないと行動を迫る。
 その上で、われわれにできる本当の温暖化対策はたったひとつ、「国を動かすこと」だと訴える。
 その理由を知れば、納得(詳細は本書で)。シロクマに導かれる絵本のような構成で子供たちと学べるお薦め本。
(文響社 1595円)

【連載】コロナ後に始まるSDGsなライフスタイル本

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