「『気づき』のがん患者学」古川雅子著

公開日: 更新日:

 近年、「分子標的薬」や従来の抗がん剤とは作用機序(治療効果を及ぼす仕組み)が違う「免疫チェックポイント阻害薬」などの治療薬の登場によって、がんの治療風景が大きく変わってきた。

 患者一人一人の遺伝子の変化、生まれ持った遺伝子の違いを解析し、その結果に基づいて行う「がんゲノム医療」の最新情報を教えてくれる医療本。

 死の淵から生還した患者の体験談を通し、最新のがん医療事情と各治療法の長所と課題を医師や研究者へのインタビューから解説。さらに複数の選択肢の登場によって正解なき時代に納得感をもって医療を選ぶための情報収集の仕方や、高額化する治療費問題、そして仕事も人生も諦めない方法まで。

 サバイバーの工夫を紹介しながら伝える。

(NHK出版 968円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    伊原陵人の女性トラブル報道と関係が? 阪神の若手有望株を巡る“不可解な塩漬け”

  2. 2

    NHK「のど自慢」見ていて、あの政党の党勢縮小の理由がわかった

  3. 3

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  4. 4

    維新から入閣の中司宏新大臣に案の定「裏金疑惑」…高市内閣は支持率20ポイント暴落もある

  5. 5

    DeNA構想外の藤浪晋太郎を拾いそうな「意外な2球団」 “瀕死の剛腕”にはこれだけの魅力

  1. 6

    藤島ジュリー景子もう復活 懲りない真っ暗闇集団「旧ジャニーズ」と、それを許すテレビ局

  2. 7

    『ペイパーバック・ライター』60年前の日本との実力差を感じる凝った機材セッティング

  3. 8

    藤島ジュリー景子氏「復権の宴」と、「死ぬほど悔しい」と今もむせび泣くジャニー喜多川氏性加害被害者の肉声

  4. 9

    水前寺清子(4)気をつけていることといったら、「自分の心と違うことは言わない」ぐらいかな

  5. 10

    結核とは違う感染症「非結核性抗酸菌症」患者が増加…人からうつらないのに感染するのはなぜ?