著者のコラム一覧
山上たつひこ

1947年、徳島県生まれ。70年「光る風」で注目され、72年「喜劇新思想大系」でリアルな画風のギャグを確立。74年連載開始の「がきデカ」が社会的ブームに。88年から小説執筆を開始。2014年、原作を担当した「羊の木」(いがらしみきお画)が文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞。著書に「蝉花」「火床より出でて」「大阪弁の犬」「王子失踪す」ほか。

(51)水子の旅行ツアーがはじまった

公開日: 更新日:
イラスト とり・みき


三 ごめんだごめんだ、成仏だなんて

 エミューと二人、葦伏市に戻ったのは翌日の昼だった。

 前夜は別荘の床でエミューと眠った。綾瀬は彼女の胸に頭をあずけ、彼女の匂いに包まれて眠った。何も起こらなかった。綾瀬は彼女の乳房を吸ってもいないし、真っ白なお腹に手を這わせた… 

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【連載】金鳳花のフール

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