「婚活中毒」石神賢介著

公開日: 更新日:

「婚活中毒」石神賢介著

 著者は、30代後半だった1990年代半ばから30年近く、世の中のあらゆる婚活サービスを利用。容姿も「スペック」も誇れたものではないが、コンスタントに女性と出会えてきたという。

 中には女優やモデル、女医などもいて、最初のデートで誘われホテルに行った人もいれば、口説きに口説いて100回くらいデートしたのに手さえ握れなかった人もいる。

 これまでに300人を超える女性と食事やドライブにこぎ着けたが、結局、いまだに成婚にはいたっていない。婚活ツールの充実で、またすぐ次の相手に出会えるため、結婚が目的ではじめた婚活が、いつのまにか婚活そのものを楽しむようになっていたという。

 そんな自らの体験をつづりながら、現代の婚活の表と裏に迫るリポート。

(星海社 1265円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁の「清純派枠」を狙うのは"二股不倫報道”の田中圭と同じ事務所の有望株という皮肉

  2. 2

    気持ち悪ッ!大阪・関西万博の大屋根リングに虫が大量発生…日刊ゲンダイカメラマンも「肌にまとわりつく」と目撃証言

  3. 3

    橋本環奈『天久鷹央の推理カルテ』コア視聴率も低迷…パワハラ報道前からあった"上げ底人気"疑惑

  4. 4

    趣里と三山凌輝に結婚報道…“希代のワル”羽賀研二を彷彿とさせる男の登場に水谷豊どうする?

  5. 5

    慶応幼稚舎の願書備考欄に「親族が出身者」と書くメリットは? 縁故入学が横行していた過去の例

  1. 6

    ベッキー不倫騒動が教訓 LINEはこうして筒抜けになる

  2. 7

    自民“裏金議員”西田昌司氏が沖縄戦に許しがたいイチャモン…次期参院選に推薦した公明は真っ青

  3. 8

    上智大は合格者の最大40%も…2021年から急増した「補欠合格」の現状

  4. 9

    人間の脳内のマイクロプラスチック量は「使い捨てスプーン」サイズ…8年前より1.5倍に増えていた

  5. 10

    嵐「解散ビジネス」で荒稼ぎの皮算用…総売り上げは500億に? 2026年5月に活動終了