「60歳からの認知症にならない眠り方」中山明峰著

公開日: 更新日:

「60歳からの認知症にならない眠り方」中山明峰著

 日本は世界一の長寿国だが、認知症は世界一多い。その背景に「不眠」があるのではないか。日本人の平均睡眠時間は7時間22分で、OECD加盟国で最下位だ。睡眠時間が6時間以下だと認知症になりやすい。

 また、慢性的な睡眠不足は糖尿病などの生活習慣病にかかる確率を上げる。食後すぐ眠ると消化器が休めないので、夕食は早めに取ろう。仕事で夕食が遅くなる場合は、夕方に食べてしまうという手もある。朝食・昼食・夕食の量を大・中・小として、夕食は少なめに。体温が下がると眠くなるので、入浴して湯冷めした状態で布団に入るとよい。

 睡眠の専門医による、いい睡眠のための具体的なアドバイス。 (現代書林 1650円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」