「親の過干渉こそ最強の大学受験対策である。」菅澤孝平著

公開日: 更新日:

「親の過干渉こそ最強の大学受験対策である。」菅澤孝平著

 本書は、受験生の親が読む「大学受験対策」の本です。

 今、大学受験を控える子どもに必要なのは「過干渉」です。といっても、勘違いしないでください。

「勉強、ちゃんとしてる?」「そろそろ塾に通ったら?」はただの「干渉」でしかありません。

 むしろ、単に干渉してもデメリットしか招きません。では、ここでいう「過干渉」とは何なのか。それは「戦略性」です。

 2010年代半ば以降、大学受験はガラリと変わり、求められているのは学力だけではなく、従来の学力試験だけでは測れない能力や資質を評価されるようになりました。さらに、併願の可能・不可能などの条件が追加されるところも出てきていて、必要科目を勉強するだけではなく、「どこを受けるか」「どのように受けるか」を検討し、「どんな方針で受験を乗り越えるか」を考える必要があります。

 そう。戦略が練られていなければ、大学受験は成功しない時代になったのです。

定価:1650円
発行:日刊現代 発売:講談社
2025年3月14日
ISBN 978-4065391730

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  3. 3

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  4. 4

    高市政権大ピンチ! 林芳正総務相の「政治とカネ」疑惑が拡大…ナゾの「ポスター維持管理費」が新たな火種に

  5. 5

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  1. 6

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 7

    沢口靖子vs天海祐希「アラ還女優」対決…米倉涼子“失脚”でテレ朝が選ぶのは? 

  3. 8

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 9

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  5. 10

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち