芸人マキタスポーツが独自論 「芸能人はほぼ佐村河内的だ」

公開日: 更新日:

 翻って、マキタのいる芸能界にも“佐村河内的”な人物はうじゃうじゃいるという。

「芸能人はほとんど佐村河内的だと思ってもらっていい。我々芸能界に生きてる人間はウケるためなら何でもする。最近の森(喜朗)さんもそうです。あの人はウケたスベったという感覚が自分の中にあって、講演会ではばんばんウケるから調子に乗っていろいろしゃべっちゃう。表に立って表現する人の悲しい習性として、ウケてる人のところに顔が向くんです。フラワーロックみたいな感じで、笑い声の聞こえる方向に顔を向ける。で、どんどん過剰になって最初は『全聾』と言い、グラサンをかけ、ヒゲをたくわえ、それらしい服装をし、杖まで持ち始めて……なぜなら、それはウケるからです。佐村河内さんのやったことのズサンさや人間性は裁かれて当然だけど、あれは自分の最悪のアナザーストーリーを見てる気もする。どんどんウケる方に行って、気が付いたらあんなことになってるかもと考えたら恐ろしいですね」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カーリング女子フォルティウス快進撃の裏にロコ・ソラーレからの恩恵 ミラノ五輪世界最終予選5連勝

  2. 2

    南原清隆「ヒルナンデス」終了報道で心配される“失業危機”…内村光良との不仲説の真相は?

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  5. 5

    高市政権「調整役」不在でお手上げ状態…国会会期末迫るも法案審議グダグダの異例展開

  1. 6

    円満か?反旗か? 巨人オコエ電撃退団の舞台裏

  2. 7

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 8

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 9

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  5. 10

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー