芸人マキタスポーツが独自論 「芸能人はほぼ佐村河内的だ」

公開日: 更新日:

 翻って、マキタのいる芸能界にも“佐村河内的”な人物はうじゃうじゃいるという。

「芸能人はほとんど佐村河内的だと思ってもらっていい。我々芸能界に生きてる人間はウケるためなら何でもする。最近の森(喜朗)さんもそうです。あの人はウケたスベったという感覚が自分の中にあって、講演会ではばんばんウケるから調子に乗っていろいろしゃべっちゃう。表に立って表現する人の悲しい習性として、ウケてる人のところに顔が向くんです。フラワーロックみたいな感じで、笑い声の聞こえる方向に顔を向ける。で、どんどん過剰になって最初は『全聾』と言い、グラサンをかけ、ヒゲをたくわえ、それらしい服装をし、杖まで持ち始めて……なぜなら、それはウケるからです。佐村河内さんのやったことのズサンさや人間性は裁かれて当然だけど、あれは自分の最悪のアナザーストーリーを見てる気もする。どんどんウケる方に行って、気が付いたらあんなことになってるかもと考えたら恐ろしいですね」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一の先行きはさらに険しくなった…「答え合わせ」連呼会見後、STARTO社がTOKIOとの年内契約終了発表

  2. 2

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  3. 3

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  4. 4

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  5. 5

    日本語ロックボーカルを力ずくで確立した功績はもっと語られるべき

  1. 6

    都玲華プロと“30歳差禁断愛”石井忍コーチの素性と評判…「2人の交際は有名」の証言も

  2. 7

    規制強化は待ったなし!政治家個人の「第2の財布」政党支部への企業献金は自民が9割、24億円超の仰天

  3. 8

    【伊東市長選告示ルポ】田久保前市長の第一声は異様な開き直り…“学歴詐称”「高卒なので」と直視せず

  4. 9

    AKB48が紅白で復活!“神7”不動人気の裏で気になる「まゆゆ」の行方…体調は回復したのか?

  5. 10

    ラウールが通う“試験ナシ”でも超ハイレベルな早稲田大の人間科学部eスクールとは?