芸人マキタスポーツが独自論 「芸能人はほぼ佐村河内的だ」

公開日: 更新日:

 翻って、マキタのいる芸能界にも“佐村河内的”な人物はうじゃうじゃいるという。

「芸能人はほとんど佐村河内的だと思ってもらっていい。我々芸能界に生きてる人間はウケるためなら何でもする。最近の森(喜朗)さんもそうです。あの人はウケたスベったという感覚が自分の中にあって、講演会ではばんばんウケるから調子に乗っていろいろしゃべっちゃう。表に立って表現する人の悲しい習性として、ウケてる人のところに顔が向くんです。フラワーロックみたいな感じで、笑い声の聞こえる方向に顔を向ける。で、どんどん過剰になって最初は『全聾』と言い、グラサンをかけ、ヒゲをたくわえ、それらしい服装をし、杖まで持ち始めて……なぜなら、それはウケるからです。佐村河内さんのやったことのズサンさや人間性は裁かれて当然だけど、あれは自分の最悪のアナザーストーリーを見てる気もする。どんどんウケる方に行って、気が付いたらあんなことになってるかもと考えたら恐ろしいですね」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」