芸人マキタスポーツが独自論 「芸能人はほぼ佐村河内的だ」

公開日: 更新日:

 翻って、マキタのいる芸能界にも“佐村河内的”な人物はうじゃうじゃいるという。

「芸能人はほとんど佐村河内的だと思ってもらっていい。我々芸能界に生きてる人間はウケるためなら何でもする。最近の森(喜朗)さんもそうです。あの人はウケたスベったという感覚が自分の中にあって、講演会ではばんばんウケるから調子に乗っていろいろしゃべっちゃう。表に立って表現する人の悲しい習性として、ウケてる人のところに顔が向くんです。フラワーロックみたいな感じで、笑い声の聞こえる方向に顔を向ける。で、どんどん過剰になって最初は『全聾』と言い、グラサンをかけ、ヒゲをたくわえ、それらしい服装をし、杖まで持ち始めて……なぜなら、それはウケるからです。佐村河内さんのやったことのズサンさや人間性は裁かれて当然だけど、あれは自分の最悪のアナザーストーリーを見てる気もする。どんどんウケる方に行って、気が付いたらあんなことになってるかもと考えたら恐ろしいですね」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  5. 5

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  1. 6

    「好感度ギャップ」がアダとなった永野芽郁、国分太一、チョコプラ松尾…“いい人”ほど何かを起こした時は激しく燃え上がる

  2. 7

    衆院定数削減の効果はせいぜい50億円…「そんなことより」自民党の内部留保210億円の衝撃!

  3. 8

    『サン!シャイン』終了は佐々木恭子アナにも責任が…フジ騒動で株を上げた大ベテランが“不評”のワケ

  4. 9

    ウエルシアとツルハが経営統合…親会社イオンの狙いは“グローバルドラッグチェーン”の実現か?

  5. 10

    今井達也の希望をクリアするメジャー5球団の名前は…大谷ドジャースは真っ先に“対象外"