リズム芸に押され…シソンヌ「優勝賞金1000万円」もらえず?

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 昨年10月、コント日本一を決める「キングオブコント2014」で出場2810組の頂点に立った実力派。「芸人がお金を払ってでも見たい芸人」と評され、事実、彼らのライブには東野幸治、オアシズらをはじめ、荒川良々ムロツヨシら俳優陣も訪れる。

 俳優も認める演技派のコントが持ち味と言われるのは、役者を目指して上京したボケ担当のじろうの本格的な演出と、相方の長谷川に厳しい演技指導をしているたまもの。決勝戦では「ラーメン屋」「タクシー」のネタをリアルに演じ、爆笑を誘った。女子中高生ファンも多く、「コント王」の称号を得てついにブレークか? と思いきや、テレビの露出はイマイチでブレーク感がまるでない。

「放送コードギリギリのネタが持ち味という弱点があり、テレビで真価を発揮しづらい芸という側面もある。でも何より、8・6秒バズーカーやクマムシなどのリズム系芸人ブームにかすんでしまった。芸人仲間からはツキがなかったとも言われている」(お笑い関係者)

 本人たちもそれを自覚しており、日本テレビ「しゃべくり007」に出演した際に「よしこれからと思っていたら、リズムの子たちが追い抜いていってしまった」と嘆いた。しかも、同番組ではじろうが壊れてしまってグダグダのトークとなり、MCの上田晋也に「これじゃお蔵入りだ」と言われる始末。

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