日本で活動のシャーロットに心配の声「好きなうちに帰って」

公開日: 更新日:

 27日のNHK情報番組「あさイチ」に出演し、有働由美子アナ(46)や通訳とともに号泣した「マッサン」エリー役のシャーロット・ケイト・フォックス(29)。歌手デビューが明らかになり、CM出演まで果たすなど引っ張りだこで、本人は日本で女優業を継続することを宣言、「日本に骨を埋める」とも報じられた。

 報道陣から外国人女優の日本での成功例が少ないことを指摘されると、「じゃあ(私が)変える!」と自信を見せていたシャーロットだが、実際、外国人女優は作品ありきの“外国人枠”として起用されることはあっても、日本のドラマ映画業界に定着したケースは少ない。

 台湾出身のジュディ・オング(65)ら日本で成功したアジア圏の女優はいるが、欧米出身の女優は1979年に放送されたドラマ「熱中時代・刑事編」(日本テレビ系)に出演したミッキー・マッケンジー(水谷豊の前妻)を思い出す程度。

 女優だけではない。2006年に米国から来日し、“グラビア界の黒船”といわれたリア・ディゾン(28)や、11年に英国に帰国して事実上の引退となったベッキー・クルーエル(19)、米国出身のネットアイドル・マギボン(28)など、うまく芽が出ないケースがほとんどだ。当初はファッションモデルとして来日したカイヤ(52)のように、いまや“イロモノ扱い”という例もある。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし