濱田金吾さんが語る「ハマダといえば、キンゴで~す」の真相

公開日: 更新日:

 これまで80人以上に楽曲を提供しているとか。

「(高橋)真梨子ちゃん、(太田)裕美ちゃん、西城秀樹さん、谷村(新司)さん、やしきたかじんさん……。けっこうな人数ですねえ。ハイ・ファイ・セットから作曲を頼まれた時は、大ファンだったので、そりゃあ、張り切りましたよ」

 そこでできたのが「バーボン・トリップ」(78年)だ。

「ご記憶にない? そうですかあ、ハハハ。裕美ちゃんの『青空の翳り』(79年)は今でも印税が入ってきます。季節になると、裕美ちゃんが必ず歌ってくれる。スタンダードナンバーの見本でしょう。あと、BSジャパンで放映された『ドイツ鉄道の旅』の全13本の音楽を担当しました。映像に言葉がない音楽を乗せるのは楽しい作業でしたね」

 最後に、「ハマダといえば、キンゴで~す」について。

「79年ごろ、当時としては珍しいニューヨークでのレコーディング中、日本で浜田省吾さんって名前の歌手がヒットしてる、って話が伝わってきた。正直、困ったなと思いましたよ。とはいえ、濱田金吾は本名、変えるわけにもいかない。事務所的には“ハマダといえば、キンゴで~す”で売り出しやすかったみたい。彼と間違えてボクのチケットを買った人もいるようですから、ハハハ」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    草間リチャード敬太容疑者が逮捕…コンビニバイトと掛け持ちの苦労人だったが横山裕のセレクトに難あり?

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    自民党は戦々恐々…公明党「連立離脱」なら次の衆院選で93人が落選危機

  4. 4

    俺と巨人ガルベスの大乱闘の一部始終…落合博満さんのヘッドロックには気を失いかけた

  5. 5

    マエケンの「DeNA入り」が急浮上! 古巣広島まさかのNO、巨人はマー君が足かせで動けず

  1. 6

    まさかの故障で失意の最中「お前はラッキー」…トシさんの言葉がなければ今の俺はいない

  2. 7

    DeNA次期監督候補に谷繁元信氏が浮上…南場智子オーナーのイチオシ、本人も願ったりかなったり

  3. 8

    米倉涼子の"体調問題"が各界に波紋…空白の1カ月間に一体何が? ドラマ降板情報も

  4. 9

    参政党の党勢拡大に早くも陰り…「聖地」加賀市で“親密”現職市長が惨敗落選の波乱

  5. 10

    公明党が「自民との連立離脱も辞さず」の背景…まさかの“国政撤退”もあり得る深刻事情