売れっ子リポーター今村優理子さん 歌の先生に転身していた

公開日: 更新日:

「歌劇団の舞台照明家、それが今村でした。結婚2年目に彼が文化庁海外在住研究員に選ばれ、一緒にドイツに渡ったんだけど……」

 ドイツで暮らして1年。夫を交通事故で亡くす悲劇に見舞われ、ひとりで生活していかなければならなくなった。

「これからの人生、どうしよう、って考えてたら、大学時代の友人から『アフタヌーンショー』のアシスタントに応募してみないか、と勧められたの」

 応募総数2400人の中から最終審査の番組公開オーディションで見事選ばれた。

「『未亡人タレント誕生!』とか書かれ、ムッとしたわ、ハハハ。でも、新しい人生が開ける気がして、実際、フジテレビの田丸美寿々、TBSの三雲孝江がワタシと同時期に番組のサブ司会者になり、男性と対等に飛び回った。大韓航空機墜落事故の時は北海道の北の果て、阪神大震災、長崎水害など全国にね」

 しかし、85年、やらせリンチ事件で「アフタヌーンショー」は突然終了。続いて出演していた「モーニングEye」もオウム不祥事で打ち切りになった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった