俳優・山本亘さん 「あれは酷い」と同窓の安倍首相を痛烈批判

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 インテリ俳優3兄弟、長兄・山本学、次兄・山本圭と末弟、山本亘さん(72)。舞台、映画、テレビでシブいバイプレーヤーとして活躍した。最近では三谷幸喜の映画「ステキな金縛り」で法廷画家を飄々と演じた。さて、近況は?

■気に入ったら自分を出してくれるよう直談判

「ボクはもともと舞台の人間ですからね。小劇場の若い作家や演出家の芝居を見に行って気に入ったら、自分を出してくれるよう直談判する。目下、大活躍してる劇団桟敷童子の東憲司クンやトラッシュマスターズの中津留章仁クンの芝居にもそうやって出させてもらいました。ボクにとって、キャリアや年の差は関係ないんです」

 都内にある自宅マンションで会った山本さん、こういって笑った。

「最近の若い演劇人の才能は素晴らしいものがあります。それにひきかえですよ。還暦を過ぎた安倍首相、あれはヒドい。彼とボクの小学校の恩師は同じでしてね。彼がやってることといったら、カビが生えた復古イデオロギーを引っ張り出してきて、日本を戦前の軍国主義の時代に引き戻そうというもの。安倍クンが出た成蹊一貫校のOBとしてはテレビで彼の顔を見るたび、腹が立って腹が立って」

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