映画「新宿スワン」大ヒットの裏に丸高愛実のDカップ鷲掴み

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 映画「新宿スワン」が幸先のいいスタートだ。オープニング2日間(30、31日)で観客動員数17万5337人、興行収入2億5200万円を突破。5週連続1位をキープしていた「シンデレラ」からその座を奪取し、週末興収・動員ランキング初登場首位を成し遂げた。

 この出だしは最終的に興収20億円が見込めるという。昨年公開した劇場版相棒(20.1億円)に匹敵する数字となれば、なかなかのもの。公開に向けて怒涛のプロモーションに奔走し、250媒体ものメディアに出まくった主演の綾野剛(33)やヒロインの沢尻エリカ(29)……キャスト陣の苦労も報われたってところだろう。

 園子温監督が同名人気コミックを実写化。新宿・歌舞伎町を舞台に、女性に水商売を斡旋するスカウトマンたちの生きざまを描く青春ドラマだ。映画評論家の秋本鉄次氏は、作品自体のクオリティーをこう評価する。

「歌舞伎町、欲望、風俗、暴力といった男性向きの要素を集めた作品。『仁義なき戦い』とまではいわなくても、スカウトマン同士の暴力や抗争シーンがきちんと描かれている。園監督らしいバイオレンス、エロスの部分は思ったより少なく、不満に感じるかもしれませんが、日刊ゲンダイ読者が満足できる娯楽エンターテインメント作です」

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