低迷大河に「命懸けで」 井上真央の尋常ならざる覚悟と悲壮感

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 井上真央(28)が日に日にたくましくなっていく――。3日は江戸東京博物館(墨田区)で開催されるNHK大河ドラマ「花燃ゆ」特別展(4日~7月20日)の開会式に出席。4月の会見で「私の力不足であるとしか言えない」と主演自ら低視聴率の責任の弁を述べて話題になったが、この日はさらに悲壮感漂う発言が飛び出した。

「命懸けで国を守ろうとした人々を描くならば、命懸けでこの作品に挑まなければならないと改めて感じました」――。

 昨年8月のクランクインから10カ月。現在は7月からスタートする「大奥編」の撮影に入っており、後半戦に向けての新たな決意表明だが、それにしたって「命懸け」とはただ事ではない。

「花燃ゆ」は先月17日放送の20話で9・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)のワースト記録を更新したばかり。苦戦が続く中、一部週刊誌では責任感の強い井上に対し、NHK側が「すみません」発言の禁止令を出したと報じられた。「力不足」や「すみません」といった謝罪より、文字通り「命を懸ける」わけだから後半戦への期待が持てるというものだが……。

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